フランスの芸術家の名前を挙げるとしたら誰が思い浮かぶだろうか。画家にはモネにルノワール、マティスなど、彫刻家にはロダンやその弟子のクローデル、作家ではプルーストやブルトン、コクトー、作曲家ではドビュッシーやラヴェル…
夜の都会を映し出す車窓。ルームミラーには道路や建物、通行人たちがくっきりと映る一方で、フロントガラス越しに見えるのは、ぼんやりとにじんだネオンの光。やがて人々で溢れかえるスクランブル交差点が…
フランス語に「finir en queue de poisson」という慣用句がある。直訳すれば「魚の尾で終わる」とも読めるが、意味は「突然、残念な終わり方をする、期待外れの終わり方をする」といった失望的状況を表す…
その日その空間に来てくれる人全員を幸せにする!と口走った私が、今回実施したイベントは「À la table de MIURA」。パリ在住の金子彰吾シェフとのコラボ企画で、三浦の豊かな野菜を使用したフランス料理を三浦・三崎でいただく…
Kazu Fujimoto
ジャン=リュック・ゴダールの映画『勝手にしやがれ』で印象的なのは、ジャン=ポール・ベルモンド扮する主人公ミシェルの饒舌ぶりだ。車の中でも、通りでも、プライベートな空間でもよく喋る…..
『たそがれの女心』マックス・オフュルス━ 回転と変容に魅せられて ①
Haruna Takano
2024年11月よりマックス・オフュルスのレトロスペクティブがはじまり、パリのいくつかのミニシアターにて『明日はない』(1939)、『快楽』(1952)、『たそがれの女心』(1953)がリストア版で公開された。どれもオフュルスの傑作ともいえる作品で、遺作となった『歴史は女で作られる』(1955)から70年経ったいまでも色褪せることなく…